顔や声紋、瞳の虹彩による個人認証システム
監視する側の姿はますます見えなくなってきます。
パソコン使用や入退室時確認など普及が期待されています。
バイオメトリクス(biometrics)認証とも呼ばれ、人間の身体的特徴(生体器官)や行動的特徴(癖)の情報を用いて
行う個人認証技術である。
生体認証では、通常、テンプレートとよばれる情報を事前に採取登録し、認証時にセンサで取得した情報と比較することで認証を行う。単に画像の比較によって認証とする方式から、生体反応を検出する方式まで様々なレベルがある。
パスワードや物による認証では、忘却や紛失によって本人でも認証できなくなったり、漏洩や盗難によって他人が認証される恐れがある。生体情報の場合はそれらの危険性が低いと考えられ、手軽な認証手段(キー入力や物の携帯が不要)、あるいは本人以外の第三者が(本人と共謀した場合でも)認証されることを防止できる手段として、マンション等の入口、キャッシュカードやパスポート(入出国時)の認証手段に採用されている。
現在、利用件数が多いものには指紋、瞳の中の虹彩が挙げられる。金融機関がATMに採用したことで、手のひらや指の血管の形を読み取る静脈認証も利用件数が増えつつある。他にも、声紋、顔形、筆跡などによる認証が実用化されている。
認証の際には専用の読み取り機を用いて生体情報を機械に読み取らせることで、本人性(あらかじめ登録された本人であるか)の確認を行う。生体認証単独で用いられるだけでなく、カードやパスワード等と組み合わせることも多い。
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
金融機関の安全対策情報-安全BANK-BLOG
キャッシュカードの生体認証、『指先』『手のひら』どっちを導入?
偽造が難しいキャッシュカードのIC化、95%の銀行メド立たず